オンラインカジノの誕生
オンラインカジノの歴史を考えると、1994年にイギリス連邦加盟国の「アンティグア・バーブーダ」が、オンラインカジノライセンスを発行する法律を可決したのがスタートです。
FTPZ法と呼ばれるもので、オンライン上でのギャンブルを行う為に、国が審査期間となってライセンスを発行し、オンラインカジノを厳格に審査し、許可を与えて、責任ある運営を保証しようとするものでした。
その後、1996年からは、マイクロゲーミング社等のソフトウェア開発会社が台頭し、オンラインカジノで使用するゲームソフトの制作を始めました。
また、丁度この頃、創業から現代まで数々の実績を残しているインターカジノも誕生しています。
1998年からは、ジャックポットゲームやマルチプレイヤーテーブルといった、数々のカジノゲームが誕生します。
その後、2000年に入ると、ライブ中継によるライブカジノゲームが導入され、ゲーミングソフトウェア会社の巨人「マイクロゲーミング社」が設立されて、一気にオンラインカジノのゲームソフトが充実します。
第三者機関の業界参入による安全面での強化
その後の2003年には、eコマースオンラインゲーム規制と保証の為、eCOGRA という団体が創立されました。
NPO団体であるeCOGRAは、現在も100以上のカジノサイトを統制、監視しており、オンラインカジノを第三者の立場で、細かく審査をしています。
そして2010年には、オンラインカジノはスマホ・タブレットでも遊べる、ブラウザ型カジノゲームへと移行します。
スマートフォンの普及と相まって、欧州ではオンラインカジノは爆発的な人気となり、本場のリアルカジノの売上を上回るほどの人気となりました。
このスマホへの対応が行われたことが、従来の客層に変化を与え、オンラインカジノ界の市場拡大の「起爆剤」となったと言えます。
一方、この頃日本でも、大手カジノゲームが日本語対応サービスを開始し、日本のカジノユーザーへのオンラインカジノの普及が始まりました。
日本人プレイヤーが億越えジャックポットを獲得!
その中の一つの転機として、オンラインカジノで日本人が億越えジャックポットを獲得したことが、2013年3月の「週刊新潮」に掲載され、そのニュースがユーザー数を一気に伸ばしたのです。
※「週刊新潮」2012年3月15日号
現在も、スマホでの気軽な遊びやすさと、勝ちやすさから、ユーザー数は着実に伸びており、世界中では5,000万人いると言われるプレイヤーの中で、日本では既に50万人以上のプレイヤーが、オンラインカジノのゲームに参加しています。
オンラインカジノの安全性確立の歴史
オンラインカジノゲーム環境の充実と共に、プレイヤー保護や、悪質な運営者を排除するための規制向上、監査基準の構築などが問題視され始めます。
【オンラインカジノの運営・監視体制】
その結果、第三者機関の審査や監視体制の強化など、長い年月を経て、更に安全・安心してゲームをプレイできる環境が整っていきました。
オンラインカジノの創設当初は、公式ライセンスを持たない悪徳業者が存在し、未払いやカジノゲームの不正操作なども行われていました。
しかし、こうした不正取り締まりやプレイヤー保護に関する厳しい監査基準が世界的にも強化され、現在では厳しい審査に合格した、優良企業が運営しているオンラインカジノしか生き残っていません。
とはいえ、現在も法律の認識が甘く、勝ち金未払いの噂も立つ悪質なオンラインカジノの噂もありますし、そうした悪質カジノは自然と業界からも消えていきます。
しかし、カジノを利用されるプレイヤー側としては、カジノ側に違法に勝ち逃げされる虞もありますから、カジノ選びには注意が必要です。
当サイトで紹介しているベラジョンカジノは、本社が株式上場している優良企業が運営しており、自信を持って紹介できるカジノです。
しかし、他のオンラインカジノで遊ぶ際は、あなた自身でカジノの体制を精査する必要がありますね。
結局オンラインカジノは、その業界ルールの厳格化や審査の厳しさ、第三者機関の介入等から、その安全性や公平性が確立し、今では世界各国で日常的に楽しまれている「エンターテインメント」のひとつとなっています。
株式上場企業が経営主体です!
そして、オンラインカジノを取り巻く2兆円規模のゲーミング市場は、信頼できる株式上場企業の参入も手伝って、多くのプレイヤーに支持される成長期に入ってきました。
日本ではほとんど聞く機会がないことが不思議ですが、ロンドン株式市場やNASDAQでは、数多くのオンラインカジノやオンラインギャンブル会社が上場を果たしています。
例えば、 それらの会社は
・888 Holdings PLC (888カジノ運営会社)
・Bwin.Party Digital Entertanment Plc(パーティーカジノ運営会社)
・32Red PLC(32レッドカジノ運営会社)
・Playtech(大手カジノゲームメーカー)
・Betfair(Befair総合ゲーミングサイト運営会社)
※通信会社大手で有名なソフトバンクが、「Betfair」株の23%を所有。
などです。
また、オンラインカジノの運営会社の多くは、スポーツチームのスポンサーシップも積極的に行っています。
オンラインカジノ会社では、人気のサッカークラブのスポンサーにもなっており、サッカー中継などでもカジノロゴを自然に目にしていますよね。
例えば、スポンサークラブには、
・マンチェスターユナイテッド:Betfair
・レアルマドリード:Bwin.Party Digital Entertanment Plc
・トッテナム・ホットスパー:Mansion Limited
・フラムFC:Bodog
・アストン・ヴィラ:32 Red PLC (2006-2008)
・セビーヤFC:888 Holdings PLC (2006-2008)
・LAギャラクシーズ(MLS):Bodog
・エドモントン・オイラーズ(NHL):Bodog
等の有名クラブが挙げられます。
まとめ
オンラインカジノの創設当初は、混迷期であることも手伝って悪徳業者も存在し、イメージが悪かった一面もありましたが、現在は20カ国を超える各国のカジノライセンスの発行や、第三者機関を始めとする監査基準の強化などの継続した対策が着々と行われており、業界健全化に大きく舵を切りました。
現在では、スマートフォンの普及が広がると共に、オンラインカジノの人気も高まってきており、2020年にはオンラインギャンブル業界のマーケットサイズが、なんと59.79 billion dollars (約6兆484億)になると予想されています。
この先も、安全で健全な娯楽として、オンラインカジノの更なる成長が予想され、今後の動向にも大注目と言えます。
オンラインカジノが、各国政府のライセンスや、第三者機関の上場企業が関与する、きちんと整備された業界だと知らなかった方もいるのではないでしょうか。
日本でもIR法案の審議やカジノ誘致の話題と共に、身近なユーザー数を伸ばしているオンラインカジノ。
現在の日本では、法律によって「カジノ」という賭博場的な存在そのものが規制されている為に、海外に行かなければカジノでお金を賭けて遊ぶことはできませんでした。
しかしオンラインカジノは、サーバーが海外にある為に、日本の法律では規制されていません。
日本でも、実際にお金をかけて、安全にカジノのゲームを遊ぶことができます。
オンラインカジノの安全性や健全性が、日本国内の数多くの方に認知され、娯楽としても一般化すれば、手軽にパソコンを使ってポーカーをしたり、スマートフォンを使ってブラックジャックをしたり、新しく身近な楽しみ方が、もっと一般的になるかもしれません。